恋に落ちちゃいました。。。

恋に落ちちゃいました。。。

 

 

 

NYのセントラルパークに面した

アッパーイーストサイドにある

一流セレブから慕われる5つ星ホテル

「ザ・カーライル」

 

ご存知ですか?

 

 

 

2時間弱、

カーライルを愛するゲストとホテルマンが

カーライルがなぜ素晴らしいホテルなのか、

2時間弱、ひたすらインタビュー

だけで構成されている、

 

「カーライル~ニューヨークが恋したホテル~」

というドキュメンタリー映画を観に行きました。

 

 

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いや~、めちゃくちゃ感動しました。

 

 

号泣という感動ではなく、

 

観終わったあと、ジ~ンとくる、

というか。

面白かった~というか。

 

 

久しぶりに「もう一度観たい」

と思える映画でした。

 

 

やっぱりホテル・ホテルマンって

いいよな~って。

 

 

観終わったあとは、

完全にカーライルに恋をしてしまった、

 

そんな体験でした。

 

 

 

 

なぜ人々から愛されるのか?

 

 

 

この映画の監督は、

この秘密を解き明かそうと、

完成まで4年間も、

このホテルに通ったそうです。

 

半端ない研究量です!

 

 

その中で、

たくさんのホテルスタッフに

インタビューしていき、

思い出のシーンを聞いていきます。

 

 

 

誰が利用していた、

ということは言うものの、

その人たちが誰と何をした、

というのは、ホテルマンたちは

一切話してくれません。

 

「客のプライバシーは絶対に守る」

 

というポリシーが全スタッフに

浸透しているから。

 

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がしかし、

エレベーターやロビー、エントランスなどの

パブリックスペースで起きたことは

話してくれていました。

 

 

特に印象的だったのは、

エレベーターボーイの話。

 

 

 

ある時、1台のエレベーターに、

ダイアナ妃、

マイケル・ジャクソン、

そしてスティーブ・ジョブズが

次々に乗り込んだ。

 

3人とも口を聞かないままだったが、

緊張を破ってダイアナ妃が

マイケル・ジャクソンの

「ビート・イット」を口ずさみ始めた

という。。。

 

 

すごくないですか?

 

 

この3人が同じエレベーターに乗るなんて

スペシャル・ミラクル・ワンダーなことが

起きる可能性を持っているのが

一流ホテルの面白いところです!

 

 

 

そして、それを知っているのが

ホテルスタッフだけ、

というのが、ものすごく惹かれる。

 

 

 

ホテルスタッフと
客だけが知る秘密。

 

ホテルマンは絶対に秘密を明かさない。

 

この暗黙の約束が守られているからこそ、

顧客はホテルマンを

とても信頼するんですよね。

 

 

 

これがあるから、

ホテルマンはやめられない!

 

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SNSが当たり前になっている今、

日本でも誰しも知っているホテルで

従業員自らが有名人の滞在を

SNSで暴露してしまう

 

そんなニュースも残念ながらある程。

 

 

それがあったら、

もうホテルではなくなるのですよね。

 

 

 

 

ホテルと、

街のレストランやカフェとの違いはなにか?

 

 

サービスの丁寧さ、料理のこだわり

だけではないのです。

 

 

そこには訪問というよりは

滞在という時間の長さがあります。

 

 

外出というよりは、

第二の我が家のような。

 

非日常なんだけど、

くつろぎがあるというか。

 

そのホテルの空間にふさわしく

身なりも整えるんだけど、

家のようにノーメイクで過ごせたり。

 

 

ビジネスホテルのような

寝るだけのホテルではない空間。

 

 

それが、ず~っと何年も何十年も

時を重ねて、文化になる。

 

 

その文化に魅了された

ホテルスタッフたちがいて、

 

サービスや空気空間をはぐくみ、

 

 

それに魅了された客たちが

集まってきて、

ファンになっていく。

 

 

 

 

一流ホテルとは?

と聞かれると、

 

 

値段の高さだったり、

高級な空間だったり、

見た目の華やかさが出てきそうですが、

 

そうではないことを

改めて感じさせてくれた、

そんな映画でした。

 

 

ザ・カーライル、

いつ行こうかな?