あることをした途端にお客様が集まるようになったんです
もうすぐホテルを舞台にした映画
マスカレードホテルが公開になりますね。
(撮影のロケ地として協力した
日本橋のロイヤルパークホテル が
コラボ企画を出していますね)
ホテルでフロントクラークとして働き始めた時、
チェックイン、チェックアウトになると、
なぜかひとりの先輩のカウンターにだけ
お客様が集中していました。
私の所にはお客様がこないのです。
でもある事をした途端にお客様が
まっすぐ私の所に集まるようになりました。
何をしたのか?
それは、
お客様の目
を見るようにしたのです。
フロントクラークは、
チェックインチェックアウトの時間帯は、
カウンターにお客様がいらっしゃらなくても、
顧客情報の入力作業をしたり、
清掃の依頼をハウスキーパーにしたり、
朝食券を作ったり、
ウエルカムレターを作成したり、、、
チェックイン、チェックアウトの合間に
そういった作業をするわけです。
(ホテルオークラのフロント)
ですから、意識していないと、
ついつい顔が下に向くのです。
お客様がロビーに入っていらっしゃると
だいたい荷物で宿泊客かどうか
判断ができるわけです。
その時に、
即「おはようございます」と
お声がけして、目をジーとみていると
こちらにお客様がお越しいただけるのです。
お客様も一生懸命作業しているスタッフには
声をかけにくいものです。
それを判断するのは、
目があうかどうか、
お客である自分に気づいているかどうか、
自分に向かって注意を向けているかどうか。
そうしてくれる人には、
声がかけやすいのです。
(香港のフォーシーズンズホテルの
レジデンスのフロント)
話しがそれますが、
先日あるライブを見に行きました。
何人かが代わる代わる歌っていくのですが、
心に響く、歌詞が入ってくるシンガーは、
観客の目を見て歌っているのです。
何十人っているので、一人一人順番に
見ているわけではないのですが、
それでも、観客一人ひとりに向かって
届けるように歌っているのです。
一方で、目を瞑っている人、
どこか一点に集中して歌っている人もいました。
歌は確かに美味いんですけど、
「歌が上手い」、以上の感想はないのです。
セミナーも一緒だなと思うのです。
何十人、何百人といるセミナーでも
心に残るセミナーは、
演者と観客が一体になっています。
演者が私の目の前で語ってくれているような
そんな気持ちになるのです。
(集まる集客プロデューサーの
相葉さんと長瀬さん)
ラグジュアリーセミナーは、
スイートルームにしか入れない
限られた5~10人のセミナーですから、
一人ひとりとアイコンタクトが可能です。
そして一人ひとりにアドバイスを
セミナー中にしていただけるように、
プロとしての一手をお渡しいただけるように
セミナーを作り込みます。
(大家さん向け
フィーリングリフォーム空室対策アドバイザー
山岸加奈さんのラグジュアリーセミナー)
(女性向け
有名女優を手がけるトップスタイリスト
ビジュアップドレス永川雅代さん主催の
ラグジュアリーデザインセミナー)
だからセミナーの話が心に残り、
もっと話しが聞きたいとなって
個別相談に予約が入るのです。
目を見て仕事、していますか?