「少々お待ちください」と言って怒られた!

「少々お待ちください」

 

って、よく聞きませんか?

 

 


わたしは、
その言葉を聞くたびに、

「ドキッ!」

とします。

 

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ホテルウーマン時代に、
「少々お待ちください」と言って

先輩から怒られた経験があるからです。

 

 

 

お客様に敬意を払い、
丁寧にお伝えした、

 

「つもり」だったので、


まさか怒られるとは
思ってもいませんでした。

 

 

 

そして私はその時から

「少々お待ちください」とは

決して言わなくなったのです。

 

 

 

 

なぜ怒られたか?

 

 

その先輩の言い分は

 

「少々お待ちください、というのは

丁寧に言っているようで

実はお客様に「待て」

命令しているのと同じ事。

 

失礼じゃないか。

 

 

だったら

「すぐ確認いたします」

自分の行動
伝えたほうがいいし、

 

 

本当にお待たせさせて
しまうのであれば、

状況をご説明をして
何時までに
折り返しご連絡をする旨を

伝えた方がいい」

 

ということでした。

 

 

わたし、それを聞いて
驚いたんですが、

「確かにそうだ」と
納得したんです。

 


それ以来、

「少々お待ちください」を

使わないように
意識してたら、

使わなくなりました。

 

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そして、

客側に自分がなった時に


「すぐ対応します」とか

「次対応します」とか

「ただいま伺います」とか

言われると、

 

断然気持ちがいいのです。

 

そして、対応してもらうことへ

感謝の気持ちが生まれるのです。

たとえ待たされたとしても。

 

 

客として

対応してほしいよ、

放って置かれたくないよ、

というサイン

応えてくれたことへ、

 

 

安心や感謝の気持ちが生まれる

と言うことなのかと思います。

 

こういう対応をしているスタッフには
サービス料を気持ちよく払えます。

 

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「少々お待ちください」

言われたらドキッとしますが、

 

自分がサービスを提供している顧客へ、

自分がどういう対応をしているのか

振り返るきっかけを与えてくれる

言葉でもあります。