ホテルスタッフを味方につける「個別相談会を完璧にする」5つのステップ

 

ホテルマンに対して、
「すましてそうで、話しかけにくい」
というマイナスイメージを
抱いている人も多いのではないでしょうか。

 

わたしは、ホテルマンを「秘書」と
同じようなものだと捉えています。

継続してコニュニケーションすると、
依頼したことだけではなく、
依頼以上のサポートや助言をしてくれる
など共通点が多いからです。

 

ただ、秘書を自分の右腕、サポーター
もしくは「仲間」として捉える一方で、
ホテルマンに対してはそこまでの捉え方を
している人は少ないと思います。

あなたがもし秘書を雇える立場にあるのなら
いいのですが、
もしそうでは無いのだとしたら、

大事な場面では、
ホテルマンを秘書として捉え、
サポートをしてもらえれば良いのです。

例えば、個別相談会を
ホテルのカフェスペースである
ロビーラウンジで行うとしたら、

私がどうホテルマンを味方につけ
個別相談会を完璧にする」のか、
5つのステップをお伝えしますね。

 

ステップ1
ラウンジの入口のホテルマンに
商談にふさわしいテーブルに案内してもらう。

「商談なんだけど、周りの会話が
気にならないテーブルがいいんだけど
どこがいいかな?」 と相談をします。

 

もし、長時間利用する場合には、
〜時まで利用したい、と告げておきましょう。
ホテルマンとお互いにwin-winになるためです。

 

ステップ2
大事なお客様を自分のテーブルまで
ホテルマンに案内(アテンド)してもらう

「私を訪ねて人がくるので、
島村さんのテーブルはどこですか?
と聞かれたら、ここを案内してください」

と依頼します。

クライアントは、まるでVIPのように
ホテルマンに先導されてあなたの席へ。

「こんな素敵なホテルのスタッフに
知られているなんて、
島村さんは顔が効くのね」

なーんて思わせることも
できるかもしれません!

ステップ3
支払いをクライアントと別々にしたい場合、
「伝票は別々にしておいてください」
とあらかじめ依頼をしておきます。

そうするとスマートな会計ができます。

「割り算すると、いくらだろう・・・」とか

「自分で頼んだお茶代は各自でお支払いで
と事前に伝えてはいるものの、
言い出しにくい・・・」

なんてことを避けられます。

 

ステップ4
「おかわりできる飲み物はどれですか?」
と確認しておく。

個別相談会を何組も同じ場所で行う場合、
おかわりが無料でできる飲み物が
いいですよね。

大抵の場合にはホットコーヒーが
おかわりができます。

ただし、ホテルによっては、
おかわり1回だけなら無料、とか、
お客様が変わるたびに
自分の分も何か頼まなくてはならない、
などのルールがあるところがあります。

心配でしたら、良い格好しいをしないで、
入店前に確認しておきましょう。

ステップ5
ホテルマンに「ありがとう」と
「お願いします」を言いまくる。

席にクライアントを案内してくれた時に
ありがとうと言う、
オーダーを取ってくれた時に
ありがとうと言う、

何かにつけて感謝や敬意を表すと、
とても注意を向けてくれます。

コーヒーのおかわりを注いでくれた時に
「依頼しようと思っていたの!
グッドタイミング!ありがとう!」
なんて言われたら、

ホテルマンはあなたのコーヒーの
傾き具合を常にチェックし、
商談の雰囲気を壊すことなく、
コーヒーを継ぎ足しつづけてくれます。

いかがでしたか?

 

最初は、タジタジになりながらでも
やり続けていると、
ホテルマンもあなたのことを
覚えてくれるようになります。

そして、「島村様、こんにちは
「島村様、おかえりなさいませ
なーんて、言ってもらえたら、

そのホテル自体があなたの秘書となります。

 

おもてなしのエキスパートである
ホテルマンを味方につけて、
個別相談会を完璧にしてくださいね!