あなたにも起こるかも?インドの5つ星ホテルで起きた無差別テロから客を救ったホテルマンの勇気

2008年、インドの9.11とも言われている
同時多発テロが発生したのは、
ご存知でしょうか?

 

 

インドムンバイ10箇所で
同時にテロ犯が占拠したのですが、
その中の1つが5つ星ホテルの
タージマハル・ホテル。

https://ja.wikipedia.org/wiki/タージマハル・ホテル

 

 

500人以上のスタッフと宿泊客がいながら、
死者が32人しかでなかったことは、
客を守るホテルスタッフの勇気と讃えられ、

その実話を元に創られた映画
「ホテルムンバイ」が公開されています。

 

スクリーンショット 2019-10-15 22.02.03.png

https://gaga.ne.jp/hotelmumbai/

 

 

 

ホテルとつくと、無条件に関心が高まるのですが、
今回は実話を元に創られた映画、
しかも、あのタージマハル・ホテルが舞台、

ということもあって、見に行ってきました。

 

 

とはいえ、
ホテルマンのヒーロー対、狂ったテロリスト
みたいなよくあるテロリストを扱った映画

だと、期待もそこそこだったのです。

 

がしかし、、、

実際に見て見ると、、、

 

渦中にいるかのような容赦ない銃撃シーン、

客を守るホテルマンの自己犠牲、

テロ実行犯として利用されている
少年たちのあどけない言葉や心理、

 

今までにはない、
人間の心理が繊細に描かれた
作品でした。

 

oba0926a-thumb-720xauto-168972.jpg

https://gaga.ne.jp/hotelmumbai/

 

印象的だったのは、

次々と出てくる「選択」のシーン。

脱出するのかしないのか?
移動するのかしないのか?

特に印象的だったのは、

「ホテルに残って客を守るのか
家族のもとへ帰るのか」

ホテルスタッフに
総料理長が選択を迫るシーン。

迷うスタッフに
「帰っても恥ではない」といい、
個人の意思を尊重する台詞が
心に残りました。

 

 

同じ立場だったらそう言えるか、
逆にそう言われたら
自分ならどちらを選択するか?

 

 

今は個人で仕事をしていますが、
イベントはチームで作り上げます。

個人の意思を尊重しつつ、
団結力のあるチームを作ることができるか?

まさにリーダーシップが問われるわけです。

 

イベントを司る立場で仕事をしている
身として、学び、考えさせられる映画でした。