未完の完成サグラダファミリアになぜ魅力されるのか?考察してみた

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バルセロナで
ホットチョコレートに浸して食べた
チュロスが美味しすぎて感動したことを
思い出しながらメルマガを書いています。

 

 

先日はガウディの凄さに感動した
って書きましたが、

 

なんでこんなに人々に
感動を与えるのか?

 

 

私たちのビジネスに
置き換えられるなと発見したので、

今日は備忘録もかねて
感動するポイントを書きます。

 

 

ちなみに、サグラダファミリアは2026年に
完成すると言われていますが、
これが、完成予想図の動画です↓↓↓

スクリーンショット 2020-02-28 8.19.05.png

via www.youtube.com

 

 

最初は、
・奇才な外観、
・圧倒的な規模感をみてみたい、
・とにかく見た人がすごかった
 という評価があるから行きたかった

 

という表面的な理由だったのですが、

観終わったあとに、
感動した!
また絶対に行きたい!

そう思わせられました。

 

 

ポイントは、3つあると思いました。

 

1、建物全体がコンセプトで
貫かれている

2、建築を通じて人々への
優しさや平和への祈りが
込められている

 

3、それらが後世にまで
伝承されている

 

 

例えばサグラダファミリアだったら
カタルーニャ地方の言葉で
「聖家族教会」という意味。

(諸説ありますが)

ガウディは、
キリスト教の信者であっても
そうでなくても、

誰でもキリスト教の世界を感じられるように
自然との共存をテーマに植物を配し、
鐘塔を作る事でひとつの楽器に
しようと設計したそうです。

例えば、入り口の装飾。
日本人の彫刻家が
担当したと言われていますが

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よく見ると
小鳥や蝶や芋虫もいます。

 

 

ガウディはこう言い残しているそうです。

『一度、石を置いてしまうと
そこに草が生えることは
なくなってしまう。

動物たちだってそこにもう
生きられなくなってしまうんだ。

だから、その命までを奪ってする
「建築」は花や動物に対する敬意を
忘れてはならないんだ。』

 

そのコンセプトが
ガウディの存在がなくなっても
受け継がれるってすごいです。

 

 

下はサグラダファミリアではなく
カサバトリョ内部の螺旋階段の写真。

手すりにも手触りが良くなるように
丸く磨かれています。

 

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バトリョさん一家の生活を考えて、
手すり、椅子、扉、窓、、、

 

細部までコンセプトが行き渡っています。

 

 

しかもガウディの作品は設計図がなかった
と言われています。

 

 

模型とイラストだけで
建築ができるなんて、

 

しかも後世に語り継がれるほどの
作品になるなって
本当に凄い事です。

 

 

 

私たちの仕事にも置き換えられませんか?

 

 

何のための仕事なのか?

大切にする事は何か?

その仕事がどんな役に立つのか?

どう継承されていくのか?

 

 

ガウディにはなれないですが
ガウディのような仕事をすることは
私達にも取り入れられると思うのです。