その準備期間、本当に適切ですか?
何かやる時、準備期間をしっかり取らなきゃって
思っていませんか?
その準備期間って何を根拠にしていますか?
本当にその期間は適切って言えますか?
今日は、
準備が長けりゃ良いってもんでもない、
という話です。
毎年1月は結婚式場を探し始める
カップルが増えます。
我が家でも、年末に弟が入籍し、
いわゆる新婦を実家に招待し、
共に年越しを過ごしています。
その時に結婚式の話題が出るのです。
聞いていると、弟夫婦の結婚式の要望は、
多くのカップルの要望とほぼ同じで、
✔準備期間が充分ある6ヶ月以上先、
✔気候がいい時期でもあるから秋を希望し、
✔料理はこだわりたいから値段の高いものを、
✔そして予算はできるだけ抑えたい
という感じです。
秋のシーズンは、
結婚式で一番人気のシーズンの繁忙期なので
概ね料金は高い、
というか、割引や特典はほとんどありません。
そして、準備期間を6ヶ月もかけて、
何か練習したり準備が必要な演出が
あるのなら良いと思いますが、
なんとなく、それぐらい期間が必要じゃないか?
という根拠のない感覚で
6ヶ月先とおっしゃっています。
つまり、カップルの要望は
なんとなく6ヶ月先の気候が良い繁忙期に
できるだけ良い料理でコストをおさえて
結婚式をあげたい、
ということなんですよね。
悪くないと思います。
もし、どうしても秋にしたい理由や
6ヶ月かけて準備したいことがあるのであれば。
しかし、売り手である結婚式場としては、
値引きなしでも売れる繁忙期ですから、
下げる必要がないのです。
もし
料理も良いものを出し、
どんなおもてなしをするかは未定だけど、
バタバタすることなく準備をして
きちんとおもてなしをしたい。
できるだけ予算を抑えたい
という要望であれば、
2〜3ヶ月先の結婚式を検討するのが
一番おすすめです。
結婚式場は、
直近の空いている会場は埋めたいので、
様々な特典や割引をつけやすいのです。
(私は2週間後の結婚式を
担当したとこもあります)
さらに3ヶ月後の結婚式をお勧めする理由は、
もう1つあります。
「気持ち」の問題です。
「ここで結婚式を挙げよう!」
「ゲストをしっかりおもてなしをしよう!」
とモチベーションが高い時に
準備を一気にするほうが
むしろ良い結婚式ができるというものです。
期間が空けば空くほど
モチベーションの温度の維持は
難しくなりますし、
人生いろんなことが起きるものです。
わたしは
ラグジュアリーセミナープランナーとして
様々な起業家とお会いしますが、
成功されている方は、
ご自身の気持ち、
参加者の気持ち、
温度の高いタイミングで
ズバっと即断即決で行動をします。
根拠がなくても、
ピンときた!ということで
行動する起業家もいらっしゃいます。
気持ちが伴えば、
期間が短ろうが、
好きこそものの上手なれで
良いものができるのです。
2019年のスタートダッシュ。
やるきになっている今この瞬間、
モチベーションが高い時を活かしましょう。
次にいつやる気がでるのかは
誰にもわかりません。
即断即決して後悔した経験もありますが、
あの時即断即決できなかったことの
後悔の方がいつまでも引きずるものです。