お勧めのホテルロビーラウンジ 〜セルリアンタワー東急ホテル〜
渋谷というエリアで商談と言われた時、
パッと場所が出てきますか?
主要ターミナル駅なのですが、
新宿や品川、東京駅と比べて、
ラグジュアリーな空間が少ないイメージですね。
だからこそ、覚えておくと便利なのが、
本日ご紹介する、
渋谷のセルリアンタワー東急ホテルです。
「東急」は、リーズナブルで宿泊特化型の
ビジネスホテルから、
セルリアンのようにラグジュアリーなものまで
幅広いブランド展開をしています。
セルリアンタワー東急ホテルは、
東急の中では、
ザ・キャピトルホテル東急の次に
ラグジュアリーなホテルとして位置づけられています。
さて、本題の
ロビーラウンジの坐忘(ざぼう)。
“ガーデンラウンジ”というだけあって、
大きな窓からの庭園のグリーンが気持ちいい空間です。
天井が2フロア分吹き抜けなのも
限りない未来を自由に描ける予感がします。
また、椅子がソファータイプなのもポイントですね。
高額商品を扱うあなたであれば、
硬い椅子よりソファーがあるラウンジを選んでくださいね。
そして、ここ坐忘が素晴らしいのは、
庭園からロビーに続く空間です。
ゆったりとした作りのソファ席からは、
枡野俊明氏による日本庭園「閑坐庭」(かんざてい)
を臨むことができるます。
この庭園は石を多用し、
岸に寄せる波のように
ラウンジにいるゲストの視界に入ってくるデザインが特徴。
枡野氏自身が禅僧であることから、
単なる視覚的美しさだけでなく、
禅の精神を表現した作り。
静かに座るなかで、
忙しい都会にあっても自然を感受する心や
自己を取り戻せるようにとの思いが込めらています。
そして、わたしてきに
すご~い!と持ったところは、
岸に寄せる波を表現した「石」が、
まさに寄せる波のようにラウンジ内まで入り込み、
絨毯の柄が水紋のデザインとなり、
ロビー中央の石の「花入れ」となり、
それがフロントカウンターの石にまで続くデザインになっていること。
庭のデザインが、壁を超えて、
インテリアまでつながっている。
さすが禅の世界です。。。
渋谷の駅から歩道橋を渡り、
決していいイメージの導線ではなけれども、
一歩ホテルに入れば、
そこは心安らぐ空間が365日約束されています。
それでも、
やっぱり駅からの導線が気になるかもしれません。
ホテル側も努力しているのです。
週末は結婚式に参列されるゲストのために、
早朝からセルリアンのスタッフさんが歩道橋あたりを
お掃除されています。
それでもやっぱり駅から遠い、
という方は、駅直結の渋谷エクセルホテル東急があります。
ただ、ラグジュアリー感は比ではありません。
ここは、コーヒーもお代わりが何杯でも自由にできます。
紅茶は差し湯です。
ケーキも日替わりサンドウィッチも美味しいですよ。
アフタヌーンティの利用客もいますが、
多いのはビジネス利用です。
この辺りは、
商談に使えるラグジュアリーホテルがないので、
ここが選ばれるのでしょう。
席がいっぱいのときには、
となりの洋食レストランのカメリアに行きましょう。
コーヒーの料金も少しお安いです。