あなたならどうする??アフタヌーンティを楽しむ会で「ご飯モノに変えてください」と参会者から言われたら

女性に人気のアフタヌーンティ。

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今日は、

お茶会、ランチ会など、

いつか主催したいなと思っている方へ。

 

こんな場合、

主催者だったらどう対応する?

というクイズです。

 

 

もしあなたがイベントの主催者で
ラグジュアリーホテルの
アフタヌーンティを楽しむ会を
開催したい!となって募集したとします。

 

申し込み手続きが終わった人から

「甘いものを食べ過ぎると
身体が重くなるので
ご飯モノに変えていただけますか?」

って言われたら、
どう対応しますか?

A, その参加者のために
  できる限り対応する

B, 主旨と異なるため、
  できないとお断りする

 

どちらかだったら、

あなたが主催者だったら、
どちらを選びますか?

 

 

イベントをプロデュースする身としては、

Bを選択する

ことを主催者に勧めます!

 

 

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一見、Aの選択のほうが
良さそうに見えませんか?

そして、
やってしまいがちです。

 

配慮している
丁寧に扱っている

ように見えるからです。

 

(そういう配慮ができる人に
見られたいからかも???)

 

 

がしかし、

本当にそれで
いいのでしょうか?

 

 

 

その方のリクエストを
全て叶えることで

主催者であるあなたは
心からパワフルに
イベントを開催できますか?

 

 

そもそも、
主催者が作り出したい意図

(この場合だったら、
アフタヌーンティを一緒に楽しみたい)

を、一緒に作る気持ち
リクエストをしてきた参加者は

一ミリも無いです。

きっと。

 

 

主催者が作り出したい何かが
あるのであれば、

それを理解せず、自分の興味関心しか
持てない参加者がいたとしたら、

全額返金してでも
参加事態をお断りすることを
お勧めします。

 

 

お金を払って参加してくださっている
他の参加者は、
アフタヌーンティの会を
楽しみにしているので、

一人の要望を叶えることで
場を乱すことになってしまいます。

しかも、他の料理が出てきた時、

別の香りが漂ってきます。。。

他の参加者が

「わ〜、わたしもそっちがよかった!」

みたいな事態になったら。。。

もう、目も当てられません。。。

 

アフタヌーンティを
優雅に楽しむ空気は、
そこにはもう無いでしょうね。

 

 

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イベントは、
空気空間創りが
とっても大切です。

 

 

いくらラグジュアリーな空間で
やったとしても、

素晴らしいスタッフがいたとしても、

参加者の参加の仕方で
空気は一変します。

 

冷めた場の空気を
温めることは、
テクニックを要します。

 

イベントは、
その場にいる人が
同じものを体験することに
意味があります。

「わ〜、美味しいね」

「見た目も美しいね」

「この食感、ふわふわ〜」

「この香り、珍しい!」

事例に出した、
アフタヌーンティを楽しむ
飲食を楽しむという主旨であれば、

 

その場にいる人が
その体験を通して、
どう感じたのかをシェアする、

共感したり、
違う捉え方をシェアしたり、

会話を通して
時間や空間、体験を楽しむのです。

 

 

自分勝手な言動をしてしまう方は
はじめから除いたほうがいい、
と、私は考えます。

 

 

それでも、
イベントは参加者がどういう人なのか
実際には当日までわからないですよね。

自分が知らない人も
参加されるわけですから。

私がプロデュースするイベントでは
そういった傾向があると
当日わかった場合には、

私が相手をします。

 

その方の正面や隣にいって
会話の相手をしたり、

会場から抜いたりして、

イベントを続行させます。

もしワンオペでやるのであれば、
休憩をとって、
その間にその方を対応する、
というのがいいでしょう。

 

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(私が初めて主催した時のイベント。
ラグジュアリーホテルを楽しむ会。
みなさんの想いが一致した大満足なイベントでした)

 

 

まずは自分が作り出したい
意図、空気空間を作り出すことを
優先させましょう。

 

主催者が、
パワフルに会を主催することが
何よりも参加者の満足や感動に
繋がるのです。